ジミー・チュウ ~デザイナーとしての軌跡~ TOP > オートクチュール一筋に

オートクチュール一筋に

ジミー・チュウが新たな会社「ジミー・チュウ Ltd.」と交わした契約では、ジミーが持っていた条件がリニューアルされることになりました。

その結果、ジミーは

  • 「ジミー・チュウ・クチュール」というブランド名でオートクチュールの靴を作り続ける権利
  • オートクチュールにプレタポルテより高い値をつけること
  • 7年間のライセンス契約
  • ロンドン以外での業務禁止

などを手にしました。

これにより、ジミーはプレタポルテから完全に撤退することになり、プレタポルテの「ジミー・チュウ」には殆ど関与しなくなりました。

時を同じくして、彼は、教育支援や慈善事業への積極的関与とオートクチュールビジネスの継続を発表しました。

このことで、ジミーの製靴に対する情熱が一層明らかになったと思います。

ジミーは、製靴作業に没頭できるような環境を提供してくれた人々に常に感謝していて、将来自分が持つ技術を伝承していきたいと願っていました。

ですから、プレタポルテからの撤退を機に、その夢に向かって一歩前進したことになります。

親会社の「ジミー・チュウ Ltd.」は、「オートクチュールビジネスは儲からない」として、オートクチュール部門継続には難色を示していました。

しかし、結局ジミーは、長い下積み生活をしてきたハックニーで再び工房を開き、「オートクチュールの靴職人」として再出発することにしたのです。